時と美を託す 陶板のレビュー

時と美を託す 陶板
明治期の陶板絵画は、日本が世界に誇ることができる工芸作品であると思いますが、存外、これに関する史料や展示場所のないことが不思議です。加藤善治や瓢池園といった個人や組織の仕事の一例として陶画に言及されることがあっても、陶板絵画という範疇でまとめられた資料はこれまでなかったのではないでしょうか。その意味でとても貴重なカタログだと思います。今後更に発展させていく価値のある分野だと思います。私も加藤善治の陶板絵画を持っていますので、ご協力できれば幸いです。
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