ハーバート・カープ/ガードナー・ポンド 著
横山博一 訳
明治時代に海外へ向けて輸出された隅田焼。愛知県瀬戸出身の井上良斎が、嘉永年間(1848~54)に江戸へ赴き、明治8年(1875)に隅田川沿いの浅草橋場町に登窯を築いたことから始まったとされています。
記録があまり残っておらず、分かっていないことの多い隅田焼ですが、その作品群には奇知に富んだ可笑しさや、豊かな想像性・物語性が感じられます。江戸の文化を彷彿とさせる生き生きとしたモチーフは、隅田焼の特徴といえるでしょう。隅田焼に関する考察と、数多くの作品を掲載した貴重な書籍です。
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